一言ままフレーズLessonにようこそ!英語コミュニケーション講師のKeikoです。
『ままフレーズ』は一語一語に分解せず、かたまりで「そのまま」覚える英語フレーズです。英語ネイティブスピーカーの発言の多くは『ままフレーズ』で成り立っています。そのため『ままフレーズ』のレパートリーを増やすことでfluencyがグンとアップし、言いたいことが的確にスラスラと口をついて出てくるようになります。
「一言ままフレーズLessons」ではネイティブスピーカーがプロフェッショナルの場で実際に使う英語フレーズを厳選してお届けします。「英語で仕事がデキる!」ハイパフォーマーを目指し、一緒にしっかり口を動かしてアウトプットをしましょう!
前回のレッスンでは、ポスターセッションやパワーポイントを使ったプレゼンテーションで、図表に注目してもらう英語フレーズをご紹介しました。
今回の一言ままフレーズLessonのテーマは、注目してもらった図表が何を示しているかの説明です。
最後まで読んでいただくと、
- 図表のネイティブ流の呼び方
- 図表を説明するときに覚えておきたい重要ポイント
- 図表を説明するときに役立つ英語フレーズ
がわかるようになります。
それではさっそくLet’s get started!
P.S.「一言ままフレーズLessons」はすべて英語で行われます。毎日の生活で英語環境を作るのはなかなか難しいと思います。ぜひ英語脳を活性化し、英語のリスニング力・理解力・スピーキング力を鍛える機会にしてください。
↓↓ Click Play to Start the Lesson! ↓↓
以下は動画「一言ままフレーズLesson」の日本語解説です。最後に追加のままPhrasesがありますので、そちらもチェックしてくださいね。
今週のVocabulary:ネイティブがプレゼンで使う図表の呼び名
「図表」と一言で言っても、様々な種類がありますよね。
棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフ・散布図・バブルチャート・ヒストグラム・・・。
「これ全部、英語名を覚えなきゃいけないの?」とギョッとしましたか?
ここで英語学習者に朗報です!
実はネイティブスピーカーは、プレゼンでこれら個々の名前を使うことはあまりないんです。
“Please take a look at this bar graph.” “This scatter plot shows …”と具体的な名称を出すと逆に不自然に聞こえてしまいます。
そこでネイティブスピーカーがプレゼンでよく使う、6つの図表の呼び名をご紹介します。
1.Table
TableはExcelシートのようにrows(行)と colums(列)があるもので、raw dataを示すときに使います。
プレゼンでは多くの場合、もともとtableに記入したデータを何らかのvisual representationに変換して見せることが多いですね。そうすることで、オーディエンスが視覚的・感覚的にデータを理解することができます。
以下はよくプレゼンで使われる5つのvisual representationsです。
2.Graph
基本的には、X軸とY軸のあるものが”graph”です。棒グラフ(bar graph)や折れ線グラフ(line graph)、散布図(scatter plot)など様々なものがありますが、これらをひっくるめてgraphと覚えましょう。
3. Chart
“Graph”と同じで”chart”にも様々なものがありますが、どれも”chart”と呼んでOKです。さらに”chart”という言葉は、様々な図表をひっくるめたumbrella term(上位概念)でもあります。そのため個々の図表の名前を忘れてしまった時にも”this chart”で済ませてしまえる便利ワードです。
4. Pie Chart
名称を忘れてしまった時は”chart”と言えばOKと上でお話ししましたが、”chart”の中でネイティブが特定の名称を使うものがあります。それがパイの形をしたpie chartです。
割合を示すときに広く使えるチャートです。
5. Timeline
Timelineは複数の出来事を時系列で示します。プロジェクトの進行状況を説明したりするときにも使えますね。
最後はまたまた色々なものをひっくるめた名称です。
6. Diagram/Figure
一般的な「図」のことです。X軸とY軸があるグラフでもなく、一般的なチャートでもないものはdiagramか figureと呼べばOKです。
これで図表の自然な呼び方はばっちりです!
プレゼンで図表を説明するときの2つの重要ポイント
一言ままフレーズをご紹介する前に、図表を説明する際に知っておいていただきたい超重要ポイントがあります。
ここがわかっていないと、どんなに素晴らしい図表を作っても、どんなにカッコよくままフレーズをキメても、効果的な発表になりません。
こちらの動画をまだご覧になっていない方はぜひチェックしてみてください↓
1.図表から読み取ってほしいことを強調する
まず、プレゼンで図表を使う目的とは何でしょうか?
図表を使うのは、あなたの主張・メッセージが正しいことをオーディエンスに証明するためです。そのため、図表を見せるときにはその「伝えたいポイント」を強調することが何よりも大事になります。
例えば以下の図を使って、ヨーロッパで幸福度がいかに高いかを示したいとします。
でもこれをただ見せられた人は、「へぇ~、カナダ人って意外と幸福な国民なんだな」なんて思ってしまうかもしれません。「そこじゃない!」と突っ込みたくなってしまうかもしれませんが、それは説明しなかったプレゼンターの責任、ということになります。注目してほしいところに実際に注目してもらうには、あなたがしっかりその情報を強調する必要があるのです。
同じ図表でも、バックグランドや興味によって、オーディエンス一人ひとりひとりが注目する箇所は違ってきます。伝えたいことをオーディエンスに確実に伝える方法はただひとつ。プレゼンターであるあなたが重要な情報を強調しましょう。
2. 読み上げるのではなく要約する
「図表の説明」と言うと、書いてあることを一つひとつ読みあげる人がいますが、それはNGです。
オーディエンスもあなたと同じものを見ているので、すべて読みあげる必要はありません。
その代わりにやるべきなのは、その図表が示す情報を要約することです。1と同じで、ただ書いていることを読みあげるのではその図表で何を伝えたいのかがわかりません。
さきほどの例をもう一度使って比べてみましょう:
a. 悪い例
“Finland scored 7.77
Denmark was 7.6.
Norway was 7.55.
Iceland scored 7.49.”
b. 良い例
“Eight of the top 10 happiest countries in the world were European countries.”
どうですか?
図表の内容を要約することで、あなたの図表の解釈と、この図表を使うことでオーディエンスに理解してほしいポイントを伝えることができます。
1.伝えたいことを強調する、2.読みあげずに要約する、の2つのポイントを押さえるだけであなたの図表の説明の質がグンとあがるはずです。
プレゼンで図表を使う際にはぜひ心に留めておいてくださいね。
今週の3つの一言ままPhrases:図表の説明をする時の英語表現
パワポやポスターなどの視覚資料を使ったプレゼンで、図表を説明するときに役立つ英語フレーズはこちら:
一言ままフレーズ#1:
This [chart] shows ….
[Chart]の部分に上でカバーした6つの呼び名のどれかをいれます。”Shows”の後に、図表で強調したいポイントの説明を続けます。
例)
This pie chart shows that about 2/3 of Americans drink only 3 or fewer cups of coffee a day.
(このパイチャートは、アメリカ人の約3分の2が1日に3杯までしかコーヒーを飲まないことを示しています。)
一言ままフレーズ#2:
As you can see (from this [chart]), ….
こちらもとてもよく使われる表現です。”from this [chart]”の部分は、必要に応じて付け足すかを決めてください。
例えば、”Do you see this graph?”や”Please take a look at this graph“と言った後にまた”As you can see from this graph,“と言うとくどく聞こえるので、その場合は”As you can see”だけ言えばOKです。
例)
Do you see the graph on the screen? As you can see, the size of American households is slowly starting to grow after over 200 years of a steady decrease.
(スクリーン上のグラフが見えますか?お分かりのように、200年以上継続的に減少した後、アメリカの家族は少しずつ大きくなり始めています。)
一言ままフレーズ#3:
If you look at this [chart], you will see ….
このフレーズ、前回の「一言ままフレーズLesson#6(視覚資料を使った英語プレゼン(1):特定の位置に注目してもらう時に役立つ英単語とフレーズ)」でも出てきたのを覚えていますか?
Visual aidの特定の箇所に注目してほしいときにも、”If you look at the upper-right corner, you will see a table”といったように使えます。
その場合は、「そこに視点を向けていただくと〇〇が見えます」という意味になりますが、今回の表現は、「この図表を見てもらうと○○という事実・情報がおわかりいただけます」といったニュアンスになります。
例)
If you look at this diagram, you will see active learning helps students remember information better than learning passively.
(こちらの図を見ていただくと、受動的に学ぶよりもアクティブラーニングの方が、生徒さんは情報をよりよく覚えられることがお分かりいただけます。)
追加の一言ままフレーズ
動画ではご紹介できなかった追加のままフレーズをご紹介します。
追加のままフレーズ#1
Here’s a [chart] that shows X.
ある特定のトピックを示す図表を紹介するときに使えるフレーズです。
“Here’s an example,” “Here’s the problem.”など、”here is”は英語プレゼンで頻出のフレーズなので覚えておくと役に立ちます。
例)
Here’s a timeline that shows important dates for rolling out the campaign.
(こちらにありますのが、キャンペーン開始にあたって重要な日にちを示したタイムラインです。)
追加のままフレーズ#2
You can see from this [chart] (that) ….
図表から読みとってほしい情報を強調するときに使えるフレーズです。
例)
You can see from this graph the longer you work, the less productive you get.
(こちらの図を見ていただくと、長時間働けば働くほど生産性が落ちることがおわかりいただけます。)
まとめ
いかがでしたか?
プレゼンやポスターセッションで図表を使う場面は数多くあると思います。そんな時に、今回のLessonでカバーした図表の自然な呼び方、図表を説明する時の重要ポイント、そして図表を説明する時の英語フレーズをお役に立てていただければうれしいです。
See you in the next Lesson!
コメント
Great delivery. Outstanding arguments. Keep up the
good work.
https://prosite.ws/tv/taco-twosday-t-shirt-sales-rep-blanch-cluff.html
https://mumbaifunmodels.com/mumbaiescorts/mumbai-call-girls/twosday-shirt-creator-candice-urton.html
https://sl.ganudenu.net/community/profile/doloreslynch47/
http://www.chiangmaiarea5.go.th/2012/index.php?name=webboard&file=read&id=29109
https://ads.menontech.com/ads/it/twosday-2022-shirt-vendor-ghislaine-nebergall.html
http://ofertas.euvg.pt/ofertas-de-emprego/taco-twosday-shirt-dealer-kathrin-guzzo.html